世界終末時計「100秒」
- 2022年08月15日
終戦から77年目の夏を迎えました。
そしてこの夏、世界はこれまでに経験した事の無いほど不安定な夏となっています。
2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻は、ロシア軍の東部制圧がほぼ終了し、欧州最大のザポリージャ原発を占拠、ロシアはウクライナだけでは無く世界中を恫喝しています。
米国のペロシ下院議長は米国政府が止めるのも聞かず台湾を訪問、これに対抗し、中国が台湾を包囲するかのようなミサイル演習を行い、日本のEEZ(排他的経済水域)もその演習の対象としました。
そして、米国海軍は、中国を刺激するように南西海域に自由航行と称して艦船を派遣、さらに尖閣列島近海では「中国海警局公船」2隻が故意に日本の領海侵犯を行いました。
岸田氏は年内までに「国家安全保障戦略」、「防衛大綱」、「中期防衛整備計画」の具体的な見直しを行い、防衛費にキャップ(上限)を設けず、GDP2%への布石を行うことを言明しました。
世界終末時計は、22年に入り残り「100秒」となっています。
なぜ、世界の大国は自ら終末へ突き進むのでしょう。
今日は、改めてその事を深く考えなければなりません。