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学生動員の住民説明会

  • 2017年11月18日

 NUMO(原子力発電環境整備機構)と経産省が主催した「核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)」最終処分地絞り込みに関する住民説明会に、主催者から広報委託を受けたマーケティング企画会社「オーシャナイズ社」が、5千円から1万円の日当で学生を動員したことが明らかになりました。

 これまで、全国5カ所で39人が謝礼をもらって参加したようですし、北海道では今年5月に札幌で開かれたシンポジウムにおいても同社が委託を受けていたことから、同様の手口が使われていた可能性も否定できません。

 北海道では、以前、フクシマ原発事故後に行われた泊原発の住民説明会に、北電の社員が動員され、肯定的な意見を述べていた事が明らかになり、大きな問題となったことは皆さんの記憶に新しいことと思います。

 今回はどういう意図が有ったのか分かりませんが、いづれにしても地元住民が大きな関心を持っていると見せかけるために参加人数を水増ししたことは明らかだと思います。

 こういう事ばかりしているから、経産省もNUMOも信頼を失うことになるのです。

 これでは、今後も各地で行われるであろう「核のゴミ」最終処分場の住民説明会は、最初から「構えて」参加することになるでしょう。


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