感染ピークは12月?(ブログ3064)
- 2022年12月02日
昨日の新規感染者数も7千人超えとなっています。
10月11月と新規感染者数が上昇傾向にあり、北海道も最高の1万1,116人を記録したことは記憶に新しいところです。
札幌では病床使用率も52%に達していますし、函館では大きな総合病院でクラスターも発生しているようです。
今のコロナ・ウィルスは新変異種の“BQ.1.1(ケルベロス)”や“XBB(グリフォン)” で、感染力が強く1日の感染者数が多くなる一方、死亡率は低いと言われていますが、感染者数が増えれば自ずと死亡者数も増加するのは道理です。
10月は全国的に政府の旅割の効果が現れて各地へと人流が増え始め、11月にはハロウィン後の影響と旅割が、そして飲み会も増えてきたことが原因だと推測されますが、12月はまさしく1年の中で1番の賑わい月、クリスマスに年末、忘年会や飲み会、パーティーが目白押しとなるでしょう。
無論、勤め先や各自の自粛も行われるでしょうが、1度たがが緩むとなかなか元には戻りません。したがって、12月は第8波のピークとなると専門家は見ています。
感染の中心となるケロベロスは症状が軽いと言われていますが、自覚症状の無い若い方々から高齢者に感染する可能性が高くなりますし、感染力が強いために医療従事者が感染すると医療スタッフが足りなくなり、急病や救急など他の医療に影響を来します。冬は高齢者にとって脳卒中や心臓発作が多い季節ともなっています。
これは過去にも経験したことですが、行政は学習しているのでしょうか。
鬼門とも言える12月、穏やかに過ごせるかどうかは、それぞれにかかっています。