来夏の参院選は(ブログ3739)
- 2024年11月09日
衆議院選挙が終了したばっかりなのに、マスコミ数社で来年の全国の参議院選挙の予想が報じられています。
来年の参議院選挙を予想するのに基礎になる数字は、今回の衆議院比例区の獲得票です。
参議院選挙区は都道府県(鳥取県と島根県、徳島県と高知県は合区)ごとに定数が決められ選挙しますから、その県で投票された各党の獲得票が来夏の参議院選挙の目安となります。定数は全て偶数で、3年事に半数が改選となります。北海道の場合、定数は6で来夏はこのうち3が改選数となります
今回の衆議院選挙比例区の結果は、
立憲民主党:694,578票(29.0%)比例3当選
自民党 :641,127票(26.8%)比例3当選
公明党 :253,344票(10.6%)比例1当選
国民民主党:192,303票( 8.0%)比例1当選
れいわ :177,620票( 7.4%)
日本共産党:169,799票( 7.1%)
維新の会 : 96,954票( 4.0%)
日本保守党: 61,903票( 2.6%)
参政党 : 57,002票( 2.4%)
社民党 : 31,134票( 1.3%)
安楽会 : 18,455票( 0.8%)
さて、北海道の場合の予想ですが、参議院選挙では公明党は自主候補を擁立せず自民党の候補に投票しますが、この二つの得票率を合わせると37.4%、北海道選挙区の場合、自民党は2名を擁立しますので、単純に2で割ると18.7%ずつ。
野党の協力如何によりますが、野党は仮に定数の3人を擁立した場合、立民+国民で37%、これに社民をプラスすれば、38.3%、さてどの党と協力すれば3議席が可能か?
単純計算では、56.4%(18.8%×3)の野党協力ができれば、野党で3議席は可能となりますし、3議席のうち野党で2議席とすれば37.6%の野党協力で可能です。
今回と投票率が同じとしての仮想計算ですが、野党は62.6%の票を持っているのですから。