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知事最後の予算編成

  • 2019年02月09日

 高橋はるみ知事最後の予算編成となった19年度一般会計予算は、4月に知事選を控えての骨格予算となりました。

 予算額は一般会計のみですが、約2兆6,097億円となっています。

 ちなみに18年度の決算が出ていませんので、18年12月議会迄の総額は、一般会計で約2兆9,000億円、特別会計約1兆1,200億円の合計約4兆円規模となっており、さらに今月開かれる道議会第1回定例会では1,260億円の補正が冒頭先議される予定となっております。

 この間厳しい道財政に対し、行政改革や職員給与のカット、職員削減などを行ってきましたが、道債残高は約5兆7,800億円と知事就任時よりも約4,000億円増えてしまいました。

 そして、この借金は次の世代へと先送りされることになります。

 道財政の改革は結果が出ず、JR問題、IR問題、原発再稼働問題など、懸案事項は自ら判断せずこれも次世代へ先送りとなります。

 さらに知事就任以来発言を続けてきた人口減少問題も解決の糸口が見えません。

 参議院議員に転出を決めてから求心力の無くなった知事。

 参議院選挙でこの方はいったい何を道民に訴えるのでしょうか、そして道民はこの方に何を期待するのでしょうか。


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