自民党の改憲が始まる
- 2018年03月25日
今日、自民党の党大会が開催され、憲法9条の改正の条文について承認を得る手続きを行うことになります。
9条の戦争の放棄と戦力の不保持をそのままにして、「前条は必要な自衛措置を妨げず、そのための実力組織として法律で定めるところにより自衛隊を保持する」という文言を付け加えることを基本とするようです。
15年の安保法制改正で、自衛には集団的自衛権も含む事になったのはご存じの通りです。
また、自民党の試案から「必要最小限度」という言葉がいつの間にか消えてしまったことで、装備や部隊の運用も抑制がきかなくなりました。
装備では、イージスショアー、巡航ミサイル、オスプレイ、Fー35A・Bなどの導入と併せてヘリ護衛艦「いづも」の空母化が、そして部隊では「陸上総隊」を新設し、米国の海兵隊とも言われる「水陸機動団」が27日長崎県で発足します。
海兵隊とは敵地上陸を専門とする組織で、戦場に一番先に送られる攻撃部隊、従って多くの犠牲者を覚悟しなければならないのが海兵隊です。
集団的自衛権行使の場合、米軍の指揮下に入る自衛隊の先陣部隊となります。
今、安倍晋三は森友学園問題で支持率が急落しています。
私たちは、この森友学園問題を期に支持率の更なる低下を目指さなければなりません。
その事によって自民党内に改憲どころではないという空気を膨らませることにつなげるよう、今週にも行われる佐川前理財局長の証人喚問を突破口に、昭恵夫人や籠池氏の証人喚問も実現しなければなりません。
※明日から木曜日まで、出張のためブログをお休みします。