選挙とは
- 2015年01月22日
総選挙の結果をもって、私たちは安倍総理に白紙委任状を渡した訳ではないと思いたいのですが、敵はそうは思っていません。
なぜなら、「国民は安倍政権を支持したからこれだけの議席をいただいたのです。」とまたまた強引な政策を国民に押しつけてくるでしょう。
円安と株高の経済政策の続行、消費税の景気条項撤廃による1年半後の消費税増税、特定秘密保護の実施による情報不開示と国民監視、武器輸出解禁による企業の死の商人化、集団的自衛権行使による9条の形骸化、ベースロード電源としての原発再稼働、労働法制改悪による非正規雇用の拡大・無制限の残業、大企業優遇の法人税減税、富裕層優遇の譲渡資産・相続税の減税、TPP参加による国益の消失、教育への国家介入、マスコミ・メディアへの言論統制等々。
これだけでは済まない様々なことについて、安倍政権に任せたという現実を受け止めなければなりません。
選挙とはそういうことです。選挙に行かない結果とはそういうことなのです。
次の国政選挙は来年の夏に実施される参議院選挙です。
一方で、この間に私たちの訴えが、与党の力に押し潰されることなく拡大する取り組みを強化しなければなりません。