野党の責任
- 2011年02月09日
国会は通常国会の予算委員会が継続しています。
先に述べましたように、テレビニュースはあまり見なくなったものの、時折、テレビ・ラジオなどの予算委員会の中継を耳にします。
なぜ、野党は政局ばかりを年頭に置いた、マスコミ受けするような質問ばかりをするのか。不毛の質疑が与野党間で繰り返されています。
道議会で知事の提出した予算案に反対する場合は、反対した野党がその理由を訴え、予算の組み替えや修正案を提出し、本会議の議論に付します。
振り返って国会を見るならば、野党はただ与党が答弁に窮する事のみをマスメデイアに強調するかのようなやり取りにしか見えません(その手にまんまと乗ってしまう与党も与党ですが)。
このままでは、予算が成立せず、新年度予算の執行が停止となる事態も予想されます。
この事が起こるとすれば、それによって生じる国内の混乱全ての責任は野党にあるということを野党の皆さんは承知しておられるのでしょうか。
与党の提出した予算案に問題があるならば、責任を持って修正案や独自案を提出し、限られた期間の中で議論すべきです。それが、今まで政権を担ってきた自民党・公明党の責任ではないでしょうか。