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領空侵犯の決議(ブログ3701)

  • 2024年09月29日

 23日にロシア軍機が日本の領空を侵犯し、スクランブルで飛び立った自衛隊機が、ロシア軍機にフレアーを発射して威嚇すると言う事が起きました。

 北海道議会はこれに呼応して、「ロシア政府に抗議し、再発防止と国際法遵守に関する決議」を採択しました。

 道議会において決議とは、議会運営委員会において発議され、全会派一致の原則の下、本会議の簡易採決で決定します。

 当然、決定前に各会派の総会でこの問題を諮りますが、私は所属する会派の総会で「ロシア政府に抗議する決議を道議会で採択するのであれば、7月に中国領海を侵犯した海上自衛隊に対しての抗議の決議を、なぜしないのか。国際法を犯したのは同じであり、自分の国は領海侵犯しても良いけれども他の国が領空侵犯するのはダメというのでは整合性が取れない。」と疑問を投げかけました。

 決議案は自民党会派が議会運営委員会に提出したものですが、海上自衛隊のことには全く気がついていなかったのか、それとも、都合の悪いことには「蓋」なのか。

 残念ながら我が会派の議会運営委員もその事に気がついていなかったようです。

 私自身、決議には反対では無く賛成しましたが、この発言で、全て議会に起こる事は客観性と疑問ををもって事に当たるように、後輩議員達に伝わればと思います。


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