2例目の副反応
- 2021年03月06日
新型コロナワクチンの摂取で2例目となる「アナフィラキシー症候群」の副反応が発症したことを、厚労省が明らかにしました。
これまでアナフィラキシー症候群などの重篤な副反応については、約200万人あたり一人というような極々希な例として国民に説明していましたが、果たして信用できる説明だったのでしょうか。
国内で約4万6,000人にワクチンが接種されましたが、2例の重篤な副反応が発出しました。
たまたまそういう因子を持った方が連続して症状を起こしたとも考えられますが、なかなか説得力を持ちません。
200万人に一人の場合、確率は0.00005%ですが、4万6,000人に二人の場合、0.0043%となり、確率は約100倍に増加してしまいます。
いくら、その場で適切な治療が行われていれば問題無いと言っても、不安は拭いきれません。
国内には、過敏なアレルギーの基礎疾患を持つ方も多いでしょうし、その中でアナフィラキシーを経験した方も少なくは無いでしょう。
私の妻もアナフィラキシー症候群を経験しており、今はワクチン接種に対し非常にナーバスになっています。
厚労省はこれから以降も、微細な副反応も含めて情報を十分に開示して行くべきだと思います。なにせ、これまでのワクチンと違い、DNAを操作して開発されたもので、しかも時間が無いという理由で国内では十分な治験を行うこと無く承認されたものですから。