「北海道消費者大会」
- 2019年09月12日
かでる２７で「北海道消費者大会」が開催され、議会を代表して祝辞を述べました。
昨年の名寄大会が、９・１１北海道胆振東部地震と重なったことから開催を断念せざるを得なく、今年が２年ぶりの開催となりました。
今年のテーマは「持続可能な社会を目指して～ＳＤＧ’s 私達ができること」とし、消費者協会としてＳＤＧ’s １７項目のうち「つくる責任、つかう責任」を重点として取り組むとのことです。
日本の食品ロスを見ると年間約２，７５９万トンの食品が廃棄され、そのうち、まだ食べられるのに廃棄される食品は約６４３万トンとも言われています。
一方、全世界で飢えに苦しむ人々は約８億２，１００万人、なんと９人に１人となっていますし、約１億５，０００万人の子ども達が栄誉不良のため発育阻害となっています。
また、海洋汚染で主原因とされています「廃プラスチック」についても、レジ袋の削減における消費者協会の先駆的な取り組みはエコバックやマイボトルの普及の大きな原動力ともなっています。
これからも、地域における消費社会の様々な問題に積極的に関わり、「つくる責任、つかう責任」の啓発活動や実践を通じて、グローバルな消費問題に取り組んでいただきたいと思います。
