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あるパネル展

  • 2015年01月09日

 6日、札幌の地下歩行空間を歩いていたら、公共スペースに「慰安婦問題に関するパネル展」が行われていました。

 素直に、過去の大戦中に設置された慰安所と性奴隷となった慰安婦の実態をパネルを使って市民に訴えているのだと思い、パネル展を覗いて見ましたが、何と全く逆で「慰安婦は軍隊を相手にした公娼の美名」「公娼は公認された売春婦」「朝鮮人女性が多い慰安所は朝鮮人が経営していた」「新聞に出た募集案内には、兵士の20倍の給料が示されていた」「慰安婦の一人は、数軒の家を買えるほどの膨大な貯金をしていた」とのチラシを配り、慰安婦は自ら望んで金を稼ぐために応募したと言うことをアピールし、多くの市民も熱心にパネルに見入っていました。

 なぜ、こんな宣伝をするのかと悲しくなりますが、これも表現の自由かと諦めてしまいました。

 ごく一般の市民にも、歴史修正主義者のもくろみが浸透をし始めていることが恐ろしくなり、真実の歴史を訴えることの必要性を改めて感じました。

 そして、安倍総理は、村山談話、河野談話が気に入らず、安倍談話なるものを出そうとしています。


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