あれから一ヶ月
- 2019年11月27日
「政治と金」の問題で菅原一秀前経産相と河井克行法務相が辞任してから一ヶ月経過した事が報じられていました。
安倍晋三氏は「任命責任はある」としながら、自ら公選法違反を解明する努力をすることも無く、「政治家である本人が説明責任を果たすべき」と他人事を決め込んでいます。 そして、この二人は疑惑に対して説明することも無く、安里参議院もしかりです。
この3人は、これまで度重なる先輩の所業をまねているかのようにも見えます。
都市再生機構(UR)に対する口利きの見返りに、千葉県の建設会社「薩摩工業」から総額1,200万円の現金や接待を受けながら、それも経済再生大臣室で50万円の授受、地元事務所でも50万円の授受という大胆さ、これらを政治資金収支報告書に記載するように秘書に指示したと言い訳をしていましたが、全額記載していないこともバレ、大臣を辞任、その後「睡眠障害」という訳のわからない理由でズーと本会議を欠席、今は自民党の税制会長の地位にいますが、相変わらず説明責任は果たしていません。
加計学園から献金疑惑を報道される他、数々の金にまつわる疑惑に包まれている下村博文元文科相も同様に、大臣辞任後の説明責任を果たしておりません。
すべからく安倍晋三氏のお友達で、これらの先輩を見ている3人は、これからも口を閉ざしたままでしょう。
それでも、選挙で当選してくるという選挙区の風土、有権者の意識にも問題があると言わざるを得ません。