お盆後の感染者数
- 2022年08月13日
お盆の帰省ラッシュがテレビで放映されています。
関東圏では高速道路が例年のように渋滞が続き、北海道新幹線も乗車率が70%から80%でコロナ前の様相を示しています。
想定していたとおり、コロナウィルス感染症新規感染者数が増え続け、ついに北海道も7,700人越えとなって記録を更新しました。
7,000人越えは第6波のピーク時と同じですが、BA.5は感染力が強くまだまだ感染者数は伸びていくでしょう。
今日で、全国の感染者数は1,510万人を越え、さらに連日20万人以上が新規感染者となり、全人口に占める感染率はすでに約12%、実に約8人に一人が感染者および感染経験者で、死亡者数は約34,500人となっています。
ここに来て、抗原検査キットも少しずつでは有りますが、市中のドラッグストアにも出回り始めたとのことですが、何処のドラッグストアに行っても店頭には置いてありません。
無料のPCR検査も数が限られていることから、無症状や軽症の感染者が相当数水面下にいることだけは確かです。
道は、新型コロナウィルス感染症対策本部会議を開催し、鈴木知事が「北海道におけるBA.5対策強化宣言」という聞き慣れない宣言を発し、強化する取り組みを『夏の感染拡大防止パッケージ』と命名しました。なんか軽いノリですね。
内容は①保健所の対応力強化~民間委託した健康観察業務の拡充、健康相談センターの体制・機能強化②検査・外来体制の強化~抗原検査キットの活用、必要病床の確保③療養体制の充実・強化~自宅療養者向けの食品・日用品の配送能力の向上④道民への呼びかけ~混雑する場所を避ける、マスク・手洗い・換気の励行 などです。
さて、今までの対策と何か変わったのでしょうか。これらは政府がお願いしている内容の域を出ていません。
こうした中、全国の知事は政府のやっている相変わらずの方策に異を唱え始め、独自の対策を行っていますが、鈴木知事は北海道独自の対策を私たちに示していません。
お盆が明けた後の感染状況が心配です。