そろそろ詰みか
- 2020年02月19日
昨日も、予算委員会での「桜を見る会・前夜祭」のことが報道されましたが、安倍晋三氏の進退もそろそろ極まれりというところでしょうか。
辻元議員の追及で、止むなくANAホテルに確認しましたが、確認後の予算委員会でも「秘書を通じてホテル側に確認したが、あくまで一般的にということで、個別の案件については営業上の秘密に関わることから、辻元氏への回答には含まれていない。」と答え、ここでも一般論を前面に出してきましたが、その後、毎日・朝日新聞の取材で、ホテル側は「営業の秘密に関わるとは言っていない。」と安倍晋三氏との主張の食い違いを明らかにし、さらに、「弊ホテルとしては、主催者に明細書を提示しないケースは無いと理解している。」と回答したことから、これまで安倍晋三氏が「ホテルは後援会に明細書を発行しなかった。」というこれまでの答弁とも明らかな食い違いをみせています。
菅義偉氏は、この問題について予算委員会の場で「総理が答弁したことである。当然議事録にも残ることを承知でお答えしたんだろう。」と投げやりに答えたことから、「いつまでも庇ってはいられない。」と、少しずつ突き放し始めたような気がします。
しかし、ここに及んでも自民党内から、「もうANAホテルは使わない。」と圧力をかける発言が出ています。
国民は、逆に、「ANAホテルは、政府や自民党による様々な軋轢がありながら、正直に当たり前のことを話してくれた。政権に忖度すること無く毅然とした対応は、信用に値するホテルだ。」と評価を上げたことだと思います。