ついに墜落
- 2016年12月15日
心配されていたことが起きてしまいました。
米軍普天間基地所属のオスプレイが沖縄県北部の沿岸に墜落したニュースに、起きるものが起きてしまったという思いです。
ウィドゥーメーカー(未亡人製造機)との異名を誇り?米軍でも飛行中などに多くの事故を起こし多数の死亡者まで出していた操縦が非常に難しい統合垂直離着陸機が、日本に配備されて4年目にして懸念されていた墜落事故を起こしました。
そして、同じ日に同じくオスプレイが普天間基地に胴体着陸するという事故も発表され、沖縄の県民は、動揺を隠せません。
当然、翁長知事は国に強く抗議、その留守を預かる安慶田光男副知事がニコルソン在沖縄米軍四軍調整官に対し、厳重な抗議を申し入れたところ、「操縦士は県民に被害を与えなかった感謝されるべきだ」というとんでもない発言をしました。
さらに、「なぜ、抗議に来たのか。パイロットへの気遣いがない。政治問題にするのか」と机を叩くような仕草で感情的に恫喝した様です。
これに対し、副知事は「植民地意識が丸出しで、とんでもない感覚だ。我々はオスプレイもオスプレイの訓練もいらない」と批判しています。
このオスプレイは普天間基地だけではなく、高雄のヘリパッドや首都圏の横田基地他、日本国中を我がもの顔で飛んでいます。
翁長副知事の抗議に稲田防衛相が、「墜落ではない。着水と聞いている」などと寝ぼけたことを言っています。
日本の防衛の責任者が、相手の言うことを鵜呑みにし、問題無いとでも言うように米軍の代弁者になっていることが植民地化している何よりの証拠です。
この、「感謝しろ」発言をしたニコルソン調整官は、即刻米国に帰って貰うべきです。そのことも申し入れられないとすれば、日本の基地化は永遠のものと考えなければなりません。