まさかの会談中止
- 2018年05月25日
米朝首脳会談について、トランプ大統領が金正恩委員長へ会談中止の書簡を送った事が、今日のトップニュースとなりました。
4月の南北首脳会談後、世界は劇的に平和へと進む可能性を喜びと共に迎えましたが、ここに至って、北朝鮮と米国に何の障害が起きたのでしょうか。
北朝鮮の金正恩委員長が、核廃棄を明言し、ポンペオCIA長官と会談後、北朝鮮に拘束されていた3人の米国人を開放、昨日は豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の爆破し、各国メディア(ここでも日本は蚊帳の外)に公開しました。
徐々に北朝鮮は核放棄のプロセスを踏んでいたのですが、首脳会談の焦点となる核廃棄の「リビア方式」についての意見の相違が顕著になってきた事が原因のように報道されています。
昨日まで韓国の文在寅大統領が米国にてトランプ大統領と米韓首脳会談を行っていましたが、その共同発表の場でトランプ大統領が耳を疑うような発言をしました。
米韓首脳会議でどのような話し合いが行われたのかも明らかではなく、このままでは、無為に時間が過ぎていくことになります。
この状況を打破するために日本はどのような行動を起こすのでしょうか。
今まで、蚊帳の外と言われていた日本は、中国や韓国との話し合いを積極的に行い、トランプ大統領に打開策を進言するような努力をすべきではないかと思います。