またしても二枚舌
- 2014年09月28日
アベシンは国連総会での演説で、世界に平和国家をアピールしたようです。
新聞報道を見る限り、海外が日本の右傾化、軍国化を懸念している事が念頭にあったのか、自らのタカ派のイメージを和らげようとの意図が見え見えの内容で、国内での発言とはまったく逆のことを言っています。
全国戦没者追悼式で、2年続けて「不戦の誓い」という言葉を故意に削除したのも関わらず、国連総会では臆面もなく「不戦の誓いこそは、日本の国民が世世代々、受け継いでいくものだ」と強調、昨年の演説で盛り込まれた尖閣列島に関わる中国への批判も封じ込めてしまいました。
昨年から今年にかけて、「特定秘密保護法」の成立、「防衛装備移転三原則」への転換、「集団的自衛権行使」の閣議決定など、戦争のできる国へ舵を切り、その理由を北朝鮮と中国への脅威に対抗するとしていたにも関わらず、よくも、平気で「嘘をつく」ものだと思います。
そういえばこの人は、集団的自衛権の行使を「他国との戦争をしないための抑止力」と言い、一方で、「米国とは血の同盟で、日本の自衛隊も米国のために血を流す」といってのける精神分列の疑いのあるひとでした。