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またしても脱線事故

  • 2014年06月23日

 昨日、午前4時15分頃、江差線札苅駅構内で札幌貨物ターミナル発、宇都宮貨物ターミナル駅行き機関車1両・コンテナ貨車20両編成の貨物列車が脱線事故を起こしました。

 この一報のFAXが届いたのは9時47分、地元の民主党常任幹事会に出かけていたのでそのことを知ったのは11時半過ぎでした。

 12時半に札幌へ向かわねばならず、時間に余裕があれば直ぐに現地に向かったのにと思う一方、またしてもJR北海道での脱線事故発生に、なぜいつまでもこんな事が続くのか残念でなりません。

 現場は2年前にも脱線事故が起き、その原因調査結果も未だに示されておりません。

 そして、新幹線が開通した場合に第三セクターとして、道と沿線自治体が出資する新しい運営会社に引き継がれるレール上での事故で、今後の第三セクターの安全性にも陰を落とすことにもなりました。

 津軽海峡線が止まっているため、特急白鳥・スーパー白鳥、トワイライトエクスプレス、北斗星、急行はまなす等が運休し、1日だけで約6,000人に影響が出たそうですが、本州から列車で来られる方の大半は観光目的のお客さんのため、観光への影響も相当なものと思います。

 知事は、先週金曜日の本会議代表格質問での答弁で、新たにJR北海道に派遣する社外取締役の任務として「観光行政のみならず、安全はもとより、暮らしや経済に関わる事項についても幅広く提言するために派遣した」とし、自らのJR北海道再生推進会議への就任について「徹底した安全確保はもとより、地域の産業の振興にもつながるものと考え、一日も早く再生することができるよう役割を果たす」とおっしゃいました。

 その矢先の事故というわけですから、議会でお答えになったことを責任を持って進めて欲しいものと思いますし、今回の件は新たにJR北海道と深い関係を築いた北海道の責務として、今までとは違うものが求められていくと思います。


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