またもだんまり、杉田議員
- 2020年01月25日
通常国会が始まり、各党の代表質問が始まりました。
これでもかという程デタラメな政治を行ってきた安倍晋三氏に、手ぐすねを引いて質問に立った野党の党首に対し、またいつもと同じように「それは当たらない」を繰り返す安倍晋三氏、あきれるばかりですが、諦めてはいけません。
さて、国民民主党の玉木代表の質問に対し、議員席からヤジが飛びました。
夫婦同姓制度が結婚の妨げになった例を話しながら「選択的夫婦別姓制度」の導入を質問した時に、「だったら結婚しなくていい!」というヤジが議場に響きました。
声の主は「新潮45」に「LGBTは生産性が無い」という論文を寄稿して批判を浴び、その結果、「新潮45」を廃刊に至らしめ、その後も、レイプ被害者であるジャーナリストの伊藤詩織さんに対し「彼女には明らかに女としての落ち度がある」とセカンドレイプにも匹敵する発言をした有名人、杉田水脈氏です。
いつの時も発言の意図を説明すること無く、そして、またもや自身の発言に対して口をつぐみ、その意図を明らかにしようとはしません。
誤った発言であれば、謝罪して撤回するべきですし、正しいと思うならば自身の考え方を披瀝して反論すべきと思うのは私だけでは無いと思います。
議員は、自身の発言に責任を持たなければなりません。
自身のポリシーも無しに、ただ無責任にヤジを飛ばしているレベルの低さに安倍晋三氏を重ねてしまいます。
もう引退されましたが、道議会の先輩議員で大変ヤジが上手な方がいました。
この先輩議員は、他の議員の発言や知事の答弁などに対し、相手を皮肉りながら周りから笑いが起こるウィットに富んだヤジを飛ばし、緊張している議場を和ませてくれつつもその中には鋭い指摘が込められていました。
ヤジは議会の花と言われますが、無責任な発言で個人の尊厳を傷つけるのは愚の骨頂だと思います。
自民党は毅然として対処すべきです。
しかしそれは無理か、あの総理にこのチルドレン有りですから。