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またもや説明の不備

  • 2019年06月16日

 また、やらかしてしまいました。

 防衛省がイージスアショアの適地として強引に推し進めようとしている秋田県秋田市の自衛隊新谷演習場に、また新たな不備が明らかになりました。

 なんと津波の対策が必要な場所であったことを、岩屋毅防衛大臣が記者会見で認めてしまったのです。

 先日の地元住民への説明会では、「新谷演習場ありきではない、県内19カ所の国有地を検討したがレーダーの仰角が高すぎて適さなかった」と言ったにも関わらず、その調査に使用したのがグーグルアースの地形で、現地調査をせずに誤った縮小を用いたことが発覚、謝罪に追い込まれてしまいました。

 その時に調査した19カ所のうち8カ所は津波による浸水が想定されていることから「不適」とし、新谷演習場については津波の影響には触れずに「適地」としました。

 そして、今回、改めて新谷演習場が津波による浸水に影響されることを明らかにしました。

 ここまで「嘘」をついて住民を欺こうとしている姿は、「何もかも臭いものには蓋をする」ことで、押し通してしまう阿倍政権の本質がこのイージスアショアにも現れているということです。

 地元住民は、今後、防衛省や政府が言うことを信用しなくなるでしょう。


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