またもヘリからの落下
- 2018年03月07日
「もう、いい加減にしてくれ」と言いたくなる事故がまた起こりました。
空自那覇基地所属のCH47Jヘリコプターの貨物ドアが飛行中に外れ、航空自衛隊沖永良部島分屯基地近くの森林に落下しました。
米軍のヘリ事故が後を絶たない中、先の住宅地への墜落という重大事故に続く自衛隊機の事故となりました。
現場は、事故当時夜間で人はいなかったとのことですが、昼間は畑作業をする人もいるという場所で、不幸中の幸いと言う他ありません。
一方、民間航空機がこのような事故を起こしたことをあまり聞いたことがありません。
という事は、米軍や自衛隊の機体整備体制に不備があるという事に繋がらないでしょうか。
その原因としては、北朝鮮が核開発やミサイル実験を行うなど緊迫した情勢となったことから、訓練が強化され、点検整備に充分な時間が割けないということや、整備士の不足などが考えられます。
事故を起こしても地位協定を盾に聞く耳を持たない米軍は別にしても、こんな事が続く事になれば自衛隊への信頼が揺らぎかねません。
防衛省は、二度とこのような事故を起こさないように、機材の整備に万全を期すことを望みます。