また責任逃れ
- 2021年07月23日
いよいよ今日が開会式、ここまで来ることを菅氏もIOCも待ち望んでいたことでしょう。
日本国民の思いも無視し、アスリートファーストではなくIOCファースト、スポンサーファーストに徹し、「お・も・て・な・し」はいつの間にか「お・も・て・な・し は無し」となりました。
バッハ氏は開会式に併せて開催された「IOC総会」の挨拶で、「延期を決めてから15ヶ月間、非常に不確実な理由で日々の決定を下さなければならなかった。私も未来がどうなるか分からなかった。」と述べ、「だからこそ、我々の胸の内に疑念をとどめなければならなかった。」と話したようです。
開いた口が塞がりません。
「不確実な日々」は、五輪を中止にするしかないことをバッハ氏やIOCの面々に突きつけたにも関わらず、「中止という選択肢は無い。」、「アルマゲドン(最終戦争)でもない限り、実施する。」と言い続け、国民の8割が五輪の延期や中止を求めていたにも関わらず、そして、緊急事態宣言発令中の都市に対して遮二無二開催を押しつけたことは、世界中から見透かされています。
「胸の内に疑念をとどめなければなかったとは」何のことか?
コロナ禍での開催に疑念を持っていたのは多くの国民であり、アスリートを派遣する世界各国では無かったのか。
この発言に、多くの批判が寄せられているとか。
そりゃあそうでしょう。
ご自身やIOCに非難が集中される前に、さも「苦悩していた」とか言い訳をし、責任を逃れようとしていることは明白だと国民は見抜いています。
開会式にあたり、バッハ氏とIOCに「厚顔無恥」と「醜悪」いう日本の言葉を贈り、菅氏には、「万死に値する」という言葉を贈ります。