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また離党者

  • 2017年09月11日

 心配していた民進党所属議員の離党ドミノが始まりました。

 神奈川9区の笠 浩史衆議院議員、神奈川16区の後藤祐一衆議院議員が8日、民進党執行部に離党の意思を伝えたとのことです。

 二人は、山尾議員の離党に関し、「本人が男女の関係を否定しているのに党として守らなかった。補選を避けるために離党だけさせて有能な若手の政治生命を奪った執行部の対応に納得がいかない」とコメントしました。

 二人はもともと細野派だった事から、離党して細野氏と行動を共にするのでしょう。

 心配なのは、これ以上、若手から離党者が出ないことです。

 何せ、代表選挙において前原氏、枝野氏、両方に投票しなかった議員が8名いるわけですから、心配です。

 民進党の党員やサポーターは「誰に代表が決まっても挙党一致して自民党に対峙して欲しい。」と言うのが願いだったと思います。

 山尾氏の処遇については私も残念でしたが、仲間を重んじるという党風を若い方々こそ作り上げるべきでは無いかと思います。

 離党し、新しい党に所属してもまた何か気に入らないことがあれば離党を繰り返します。

 ましてや、日本会議の役員までしていた小池百合子氏の党に合流すれば、自民党の補完勢力となるのは明らかです。

 自民党に代わるリベラルな政党からこれ以上の離党者が出ないことを祈ります。


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