まだまだ不足
- 2020年08月06日
市内挨拶周りで医療機関を訪ねると、必ずと言っていいほど指摘されるのがマスクの追加送付です。
8,000万枚は国民からひんしゅくを買って備蓄に回したようですが、その前の4月に2,000万枚、6月に4,000万枚の計6,000万枚が今頃になって医療機関や介護施設に届いたようです。
どの医療機関や介護施設も、必要のないものが送られてきても処分に困ると言っておりましたし、ある高齢者施設は、「廃棄処分をするとしても処分手数料を負担しなければならない。」と辛辣に批判していました。
総じて、医療施設は感染予防グッズが今でも不足で、医療用サージカルマスク、使い捨てゴム手袋、防護服、さらには、血液などが付着した患者のシーツ等をリネンに出すときに関係者が直接触れないようにするために使用する水溶性ビニール袋(袋のまま洗濯機に投入するとビニールが溶けてしまう)等が不足しているので、早く生産・流通を確保し、現場に届けて欲しいと望んでいました。
国内ではじわじわと感染が広がりつつあります。
最前線の現場に必要なものが必要なだけ届かなければ、私たちも安心できません。