まだら模様のIR
- 2019年11月24日
IRの誘致に対し、道新が記名によるアンケート調査を行い、その結果が公表されました。
その結果をどのように分析するかは、様々な考え方があると思いますが、自民党会派に所属する議員が、賛成、どちらかと言うと賛成、どちらかと言えば反対、反対、分からない、無回答と、全てに回答していることです。
さらに、同じく与党である公明党会派の議員も、賛成、分からない、無回答に分かれています。
さて、鈴木知事は自らの判断を道議会に委ねているようですが、与党がこのようになっていれば、判断のしようが無いのではないかと思います。
自民党は、統一自治体選挙でIR誘致を公約にしながら、知事が判断すべきと丸投げする無責任さ。
知事は、道民目線で判断すると公約していながら道議会の意見を尊重すると、これも道議会に丸投げです。
明後日から始まる第4回道議会定例会本会議で、知事はIRの誘致に対し明らかにすると言っていますが、事前に示された補正予算にはIR調査費の約2億円は計上されておりません。
狡い手法ですが、機を見て追加補正を行う考えかもしれません。
いずれにしても、12月12日までの本会議期間で、知事の本心がはっきりします。