やっぱり期待外れ
- 2021年09月30日
「党風一新の会」に期待しましたが、残念ながらの結果になったような気がします。
「国民政党としての信頼回復」を目指しましたが、結集したとされる約90人の当選3回以下の若い議員達の1回目の票は、必ずしも派閥のしがらみから解き放たれた方向に向かっていなかったように思われます。
開票結果を見ると、改革色の強い河野氏や野田氏にその票が流れなかった。そして上位二人の決選投票になると、岸田氏で勝負が決まることを承知で河野氏に投票したのではないかと分析します。
それは、1回目の河野氏の議員票は86票でしたが、決選投票では131票に膨らみ、およそ党風一新の半数45票の議員票が上積みされたことから、見えてきます。
党風一新にはなりきれず、結局は派閥長老の手の中で若い議員のガス抜きがされただけという結果に思えます。
そして自民党は、その後ろに安倍氏、麻生氏、二階氏が透けて見える岸田氏という顔で選挙に向かって行くことになります。