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アイヌ民族教育

  • 2018年02月20日

 毎回の定例会で開催されます超党派研修会「北海道議会議員講演会」が、今日行われました。

 今回は、道議会と包括連携協定を結んでいる札幌大学の「地域共創学群教授・本田祐子氏」による「アイヌ文化と北海道の未来」というテーマの研修を行いました。

 本田教授は、●内閣官房アイヌ政策室・アイヌ政策推進作業部会委員●北海道アイヌ政策を考える懇談会委員●北海道立総合博物館協議会委員 等を歴任しており、自らも大学卒業後、平取町二部谷に10年あまり移り住み、二人の子どももアイヌの皆さんと学び育ったという経験を持ち、アイヌ史・アイヌ語・アイヌ文化を専門としています。

 本日は、アイヌの伝統的世界観、そしてアイヌの子ども達に民族教育の場をとの考えから立ち上げた「ウレシパ(育て合う)・プロジェクト」の内容について、ハワイのネイティブハワイアンやニュージーランドのマウイなどの先住民族の言葉、歴史、文化などの民族教育の復興に学び、アイヌにも民族教育を行う場を作るための支援プロジェクトへの取り組みについて熱っぽく語り、北海道としての協力も依頼されました。

 私達は、昨年、ハワイ州と北海道の連携協定を締結しました。

 その時に、ハワイ州の民族教育の拠点である、小中高校を訪ねてきました。

 まさしく、今回の講習会を機会に道議会においても「ウレシパ(育て合う)・プロジェクト」に全面的に支援し、北海道におけるアイヌ民族教育の具体的実践を実現したいものだと思いました。


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