オスプレイ
- 2013年11月12日
先日の新聞で、小野寺五典防衛大臣が全国知事会で、米軍普天間基地に配備されているオスプレイの訓練移転先について、全国の自衛隊の演習場や飛行場を活用する方針を示したという記事が載っていました。
記事によりますと、オスプレイが訓練に使用できる規模の自衛隊演習場は全国に20カ所あるそうで、道内には「矢臼別演習場」「北海道大演習場」「鬼志別演習場」「上富良野演習場」「然別演習場」の5カ所の演習場が、その候補となっているようです。
ご存じのように、今年6月11日に矢臼別演習場では米軍の誤射事故が起きており、検証作業が行われている最中にも関わらず訓練を再開、関係自治体は米軍の行動に憤りを覚え、知事も防衛省や外務省に抗議を行ったはずです。
全国知事会では何の意見も述べず、ただ言われるままに聞いていたということになれば、「黙することは諾すること」となってしまい、北海道が、望まないオスプレイの訓練地になってしまうことも想定されます。
国の求めることに逆らえない、これまでの知事の姿勢を考えると、本当に心配になってきます。