オスプレイの事故(ブログ3411)
- 2023年12月01日
米軍のオスプレイが屋久島沖に墜落し、今日までの報道では生存者が確認されておらず、乗員8名は全員死亡という事が濃厚になってきました。
開発時点から欠陥を指摘され、完成後に配備された米軍においても事故が多発しており、オスプレイ=ウイドウメーカー(未亡人を作るヘリ)と呼称されていました。
したがって、日本への配備についても国民から不安が指摘されていましたが、米国の強力な圧力と何も逆らえない政府が日本への配備だけでは無く、自衛隊の主力ヘリとして総額約3600億円で17機購入(現在は14機購入済み)することになりました。米軍の30機と併せて国内配備数は47機となり、事故があっても米軍はオスプレイの飛行訓練を止めることはありません。
ちなみに、オスプレイは、米軍以外では日本の自衛隊だけしか配備されていません。
米国と軍事同盟を結んでいるNATO諸国では、未完成の欠陥機オスプレイの配備を敬遠しています。
さて、今回の事故もその捜査や事故原因究明には日本政府は蚊帳の外になるでしょう。
米国の専門企業が海面下30mに沈んだオスプレイの機体やボイスレコーダーを回収して事故原因を分析するでしょう。その情報は日本にも明かされることはありません。
それはそうでしょう。オスプレイに致命的な欠陥がある事を米軍は日本にも知られたく有りませんから。
そして、機体の引き上げから事故調査は数年かかることになると思います。その間に日本人は事故を忘れてしまうのです。
今後も、オスプレイは日本上空を訓練と称して自由に飛び回るでしょう。
何時、事故が起こるかも知れない欠陥機で有りながら。そして岸田氏は横暴な米国に何も言えないのです。