オスプレイの道内訓練
- 2017年08月06日
5日午後、オスプレイが豪州北東部ショールウォーターベイ沖で、訓練中に米軍間に着艦しようとして墜落、乗員26身中3名が行方不明になっており、死亡の可能性もあることが報道されました。
この事故機は沖縄普天間米軍基地に駐留していたとのこと。
そして、同じ普天間米軍基地に所属するオスプレイが、10日から行われる日米軍事演習として道内での夜間飛行を含む訓練に参加します。
参加するのは6機、青森県の三沢基地を拠点に北海道大演習場(恵庭市、千歳市、北広島市、札幌市)、上富良野演習場(上富良野町、中富良野町、富良野市)で行われます。
訓練時間帯は午前9時~午後9時までとのことですが、沖縄を見ても判るとおりこの時間帯は守られたことが有りません。仮に訓練が演習場で午前9時に始まり午後9時に終了しても、三沢基地から演習場まで向かう時間、そして三沢基地まで帰還する時間も想定しなければなりません。
また、人口密集地の上空を飛行することが無いように申し入れていますが、日米地位協定において、米軍は日本国内において臨み通りの飛行訓練が出来る事になっています。
当然、低空飛行訓練も戦略上も重要として位置づけられています。
そして、何よりも「駐留米軍には全ての日本国内法は適用されない」と言うことをしっかり認識しておく必要が有ります。
例え道内において事故が起きても、国や自治体はなすすべが無いと言うことです。
その訓練が、10日より始まります。