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カジノが動き出す

  • 2017年04月11日

 カジノ推進本部となる「特定複合観光施設区域整備推進本部」(本部長:安倍晋三)が初会合を開いたことから、具体的な取り組みが加速度的に推進されることにまります。

 推進本部は全閣僚で構成され、その下に設置された推進本部の実質的なワーキングチームである「IR推進会議」に参加する有識者は、どうもカジノ推進論者で固められているようで、さらにこの推進会議をフォローする推進本部事務局員は当初50人、段階的に100名規模に増強(国交省、財務省、警察、厚労省が中心)し、今年の秋の臨時国会に法案を提出するもようです。

 アベノミクス(同志社大学:浜 矩子教授はアホノミクスと命名)は全く経済効果が現れずに失敗した中で、博打が安倍晋三の成長戦略の目玉という情けなさ。

 既にギャンブル大国である日本や、カジノのある各国でもギャンブル依存症は減少することなく、華やかな世界の暗部として各国を悩ませています。

 世界有数のギャンブル依存症大国でありながら、金を稼ぐためにさらに依存症患者を増やすという亡国の経済手法。

 安倍晋三が言う、「世界最高水準のカジノ規制」とは一体どのような規制を描いているのか、規制を厳重なものとすれば客は限られ、IRには異質な場所となるのではないか、そして、暴力団などの反社会組織の介入やマネーロンダリングは一切あり得ないということなのか、「依存症にも万全な対策を講じる」とはカジノで依存症の方は一人も増えないということなのか。

 何もかも曖昧で国民に説明をすることなく、国民を犠牲とするカジノは前のめりに進んでいきます。


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