カナダとの友好議連発足
- 2018年06月27日
日加友好北海道議会議員連盟の設立総会が開かれ、道議会議員80数名が参加した議連が発足しました。
カナダと北海道の交流は、1980年にアルバータ州との友好提携を結んで38年の歳月を重ね、スポーツ交流や農業技術、高校生交換留学生、英語教育連携、北海道博物館
とロイヤル・アルバータ博物館の交流など多岐にわたって進められてきました。
とりわけ、平昌オリンピックで活躍した我が北海道のカーリングチーム「LS(ロコ・ソラーレ)北海道」ですが、カーリングは1981年にカナダの元世界チャンピョン、ウォーリー・ウースリアック氏の指導が普及のきっかけとなりました。
アルバータ州議会とは、2015年に行われた友好提携35周年記念式典に北海道議会がアルバーター州に招待されたことがきっかけですが、北海道ではアルバータ州とは9組が、ブリティッシュ・コロンビア州とは12組が、その他4組の計25組が姉妹都市提携をしており、交流が活発に行われています。
無論、函館市もノヴァ・スコシア州のハリファックス市と姉妹提携を結び、今年で36年になりますし、クリスマスファンタジーのシンボルであるツリーの原木は、毎年ハリファックス市からの寄贈で、今や函館市の冬には欠くことの出来ない風景となっています。
北海道には、カナダ政府・札幌通商事務所、在札幌名誉領事館、北海道カナダ協会があり、札幌において毎年様々な催しを行っています。
設立総会では、議員連盟会長代行に就任させていただきました。
総会後には、在日カナダ大使館首席公使=ナディア・ブルジェー氏を招いて、カナダと日本の交流の歴史や今後の北海道との繋がりについて講演をいただき、講演後はレセプションで楽しい一時を過ごしました。
ナディア・ブルジェー氏とも親しく懇談しましたが、函館市とハリファックス市との話をしたら、北海道で初めて訪れたのは函館で非常に良い印象を持っているとのこと。
「工藤函館市長とも駐カナダ大使と共に会談をしたので、よろしくお伝え下さい」との言づけも預かりました。