キーウ訪問と武器供与(ブログ3123)
- 2023年01月30日
岸田氏がウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談する事を模索している事が報道されました。
G7各国(米国、英国、フランス、イタリア、カナダ、ドイツ、日本)の中で、ゼレンスキー氏と直接対面して会談していないのは日本だけと言うのが気になるらしく、5月に予定されている日本でのG7サミットの議長国の首相として、他の6ヶ国と対等である事をアピールするためであると言われていますが、それは、ただただ、自分のレガシーのための行動であり、その事が日本に何をもたらすかを熟慮していないただのパフォーマンスでしか無いと思います。
ドイツはウクライナに自国の戦車を供与することを決定しましたし、他の国々はNATOの加盟国です。既にこれらの国は何らかの形でウクライナに武器の供与を行っています。
日本も防弾チョッキ、ヘルメット、軍用冬服、ドローンなどを供与していますが、殺傷能力のある武器は今のところ供与していません。
この段階で、岸田氏がゼレンスキー氏と、それもキーウで会談するという意味は、日本にもG7各国同様に武器の供与が求められる事に繋がるということです。
岸田氏と官邸は、その事が判らないほど劣化してはいないでしょうから、既に水面下では米国やウクライナとの間で、供与できる内容を詰めているのかも知れません。それは、日本が開発した「高性能長距離一二(ひとに)式ステルスミサイル」なのかも知れません。
日本が一歩ずつ確実にNATOへの加盟に向かっていると考えるのは私だけでしょうか。