コロナとギャンブル依存症
- 2020年04月28日
大阪府が、自粛要請に応じてくれないパチンコ店の名前を公表しました。
特措法24条による「休業要請」ではなく、緊急事態宣言後に行える45条による「指示」と「施設名の公表」という条項に根拠を持った措置となります。
3蜜や外出自粛にも関わらず、開店前のパチンコ店の前には長蛇の列がそれも間隔を空けないで並んでいます。
また、東京都ではパチンコ店が休業していることから、車で越境し近隣県のパチンコ店に殺到しています。
パチンコ店だけがナゼ?
日本の場合、ギャンブル依存症の多くはパチンコとスロットと言われています。
ギャンブル依存症関連の書物や資料を読んでも、やめることのできない依存症の恐ろしさが、家族や本人の手記から読み取れますし、治療に関わる医師からの治療例でもそのことが明らかにされています。
コロナで明らかになったのは、ギャンブル依存症の方々は、パチンコやスロットをやるためなら3蜜だろうがステイホームだろうが、多少遠くだろうが、自身や周りの方々への影響も含め、コロナの恐ろしさなんて問題にしないということです。
国内のカジノ誘致は、コロナで少し足踏みをしていますが、改めて、ギャンブル依存症ということにも目を向けたいと思います。