コロナの再来(ブログ3039)
- 2022年11月03日
昨日の道内コロナウィルス感染症新規感染者数が7,895人となり、8千人に迫る勢いとなりました。
鈴木知事は対策本部会議で、札幌を含む道央圏、道北圏、十勝圏の3圏域の即応病床フェーズを「1」から「2」に引き上げ、入院病床数を確保することにしましたが、その数は、道央圏が919床から1,032床(+113床)、道北圏が236床から282床(+46床)、十勝圏は据え置きとなっており、今後の感染者数拡大に対応できるか不安な状況です。
無論、本部会議では今後の地域状況を見ながら検討をしていくことになりますが、世の中は今日から4連休が始まります。
各地では、秋の行楽客の動きもあるでしょうし、それを見込んだイベントも企画されているのでは無いかと思います。
これまで行っていた日々の新規感染者数の公表を政府が取りやめたことから、都道府県もそれに追随しており、私たちは新聞紙面の片隅に記載されている数字を注視しなければ、日々の感染者数を知るよしもありません。
これは、国民、道民のコロナに対する緊張感を薄めるという効果しかありません。
政府や道が「全国旅行支援」、「HOKKAIDO LOVE!割」等を展開し、各都府県も圏域以外の旅行客に対しても割引対象としたことから、10月以降は観光地に人が流れ、インバウンドを除けばまさにコロナ前のようになりました。
宴会の自粛も少しずつ緩やかになり、居酒屋さんも予約を入れなければ咳が確保できない
ほどになっています。
無論、飲み始めたら、黙食など何処吹く風となっています。
そして今、北海道の新規感染者数は13日連続で前週を上回っています。
一度緩んだ「たが(規制)」は、なかなか元には戻りません。
そしてまた、学習能力も無く同じ事を繰り返すことになるのです。