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コロナより選挙

  • 2021年02月23日

先日、丸山島根県知事が東京五輪の聖火リレーを辞退する旨の発言をした際の記者会見の様子をお伝えしました。

その中で、「東京都はオリンピックを開催する資格が無い。」と小池知事のことを批判した内容を再掲します。

< 怒りの矛先は小池都知事の「管理能力の無さ」に向かう。特に問題視したのは、緊急事態宣言下の千代田区長選挙で“愛弟子”候補の応援をフル回転したこと。会見では舌鋒鋭く、小池をこう批判した。「お仲間の当選のため、こういう行動をされていることも信じがたい。これが大問題になっていないことも二重に信じがたい。」>

当時のことが週刊金曜日にジャーナリストの横田一氏のレポートとして詳しく掲載されていましたので、紹介します。

<告示日の24日には樋口高顕千代田区長候補(小池知事が最高顧問に就任している地域政党「都民ファーストの会」推薦で前都議)の事務所前での出陣式に現れ「サプライズ激励」。以後も区内を街宣車で回り支持を呼びかけ、選挙戦最終日の30日も19時半から飯田橋駅西口で、緊急事態宣言発令中にもかかわらず、昨年の都知事選でも一度も行わなかった街頭演説を行ったのだ。

 開始前から知事の到着を待つ聴衆で「密集」、「密接」状態。街宣車上で樋口氏と並んでマイクを握った途端「蜜を避けましょう」と叫んだのはこのためだ。

 都知事としてコロナ感染拡大を防ぐ責務があるにもかかわらず、直系候補当選のために自ら蜜状態を作り出す結果となった。

 告示前の22日、小池都知事は「行政視察」名目で千代田区保健所を視察。当時都議だった樋口氏と並んで現れた。樋口氏は囲み取材で小池都知事の隣に立ち、そのツーショット写真をネットに載せることで都との太いパイプをアピールした。

 同日に江東区と中央区でも保健所の視察が行われたが、両区では取材不可とされ、千代田区保健所のみが報道関係者の取材が許可された。

 千代田区保健所長は、質問に対し「小池知事に来て欲しいとは言っていない。」と答えた。“税金を使った公務中の選挙活動”と批判されても仕方がない。>と掲載しています。 丸山島根県知事が厳しく批判した事も頷けます。

これが小池都知事の正体です。

石井妙子著「女帝・小池百合子」を読むと、小池百合子そのものが理解できます。

機を見るに敏で、全て自分の思い通りに周りを利用する。

小池氏にとってはコロナ禍も東京五輪も、自分を引き立てる舞台としか考えていないと思います。

こんな方が私たちの知事で無かったことを幸いと思いたい。

今年は、4月25日に衆議院北海道2区の補欠選挙があります。自民党は自らの候補を立てないとしていますが、自民党員の男性や元アナウンサーの女性などが保守系として立候補するようです。

また、秋までには衆議院選挙がありますが、北海道の鈴木知事は公務中の選挙活動を行うのでしょうか。


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