コロナ禍での生活防衛
- 2020年07月21日
市内の挨拶廻りを続けていますが、西部地区をはじめ人通りが少なく、閑散としているのがひしひしと伝わります。
函館市には年間約500万人の観光入り込み数があり、これはハワイの年間観光入り込み数に匹敵するものとなっていますが、今年はいつもの年の街の風景と全く違うように見え、改めてコロナ禍の真っ只中にある事を痛感します。
挨拶に伺い、コロナの影響をお聞きしますと、若干の温度差はありますが一様に大変だと答えられ、国や道・市の様々な支援策の手続きをされたか尋ねると、多くはすぐにやったと言われますが、中には、制度の内容や手続きの方法などの情報不足や、何をどうして良いのか判らないという方も散見されます。
早いものは8月末までという支援策もあることから、急いで手をつけるように、またどのように手続きをするのかなどのアドバイスをすることも・・・。
しかし、まだまだ制度を知らずその狭間にいる方々も多いと思います。
是非、一度は市役所の経済部や渡島総合振興局等へ問い合わせをしていただきたいと思います。
また、函館市社会福祉協議会でもお話を伺いましたが、生活資金としての「個人向け緊急小口資金貸付制度:10万円」や「特別緊急貸付制度:20万円」などの申し込みが非常に増えているとのことですが、まだまだ十分に申し込みを受け付ける余裕もあります。
まずは、一人で悩まずに誰かに相談すること、そして遠慮せず行政にも相談することが自身と家族を守る事へとつながります。
コロナという防ぎようのない感染症で生活が脅かされたのですから誰のせいでもありません。そしてみんなで何とか乗り切らなければなりません。