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サイレントマジョリティー

  • 2016年11月23日

 安倍晋三の支持率が変わらずに50%台を維持しています。

 一方、安倍晋三内閣の政策について、国民は必ずしも支持していません。

 例えば、天皇の生前退位賛成89%、女系天皇容認85%、今の経済対策では景気は良くならない53%、総裁任期の延長を評価しない57%、解散を急ぐ必要は無い73%、原発再稼働反対64%、首相の政策「不安大きい」48%、駆け付け警護反対50%、南スーダンPKO派遣必要ない48%、日銀の異次元緩和は経済に効果がなかった58%、配偶者控除見直しに期待しない42%、TPP支持しない44%等々です。

 個別の政策について国民は安倍晋三にあまり騙されていないように思えますが、それでも、選挙になれば、自民党とその仲間達に投票する、又は棄権するのはなぜなのでしょう。

 「野党の受け皿が無いから」なのでしょうか。

 米国では、新自由主義とグローバリズム化で、富裕層がより富を独占し、多国籍企業や大企業が減税等で儲けを内部留保し、中流階層や貧困層の人たちが置き去りにされ、雇用と貧困にあえぎ、大統領選挙でクーデターを起こし、政治に素人の大統領を選びました。

 なぜ、日本人はその勇気を持たないのでしょう。

 不満だけ言っていても何も動きません。

 以前、私たちは「サイレントマジョリティー、声なき多数の声を聞け」、と言われましたが、今は「声を上げない者達は賛成なのだ」と決めつけられます。

 これは昔からあった言葉で言うと「黙することは諾すること」

 09年1月4日のブログに、書かせていただいた文章を再掲します。

当時は麻生政権のときでした。

 

 ※再掲:私が若い頃、学生運動や労働運動が激しかった頃は、みんな政治に関心を持ち、おかしな政策には行動で抗議をしたものです。

 その頃を思うと、暴動が起きないのが不思議なくらいの状況となっているのではないでしょうか。

 物わかりが良すぎるのか、元気が無くなってしまったのか、政治に対する期待がなくなったのか。

 「黙することは諾する事」。国民が何も言わなくなれば、今のままで満足しているのだと為政者は誤解します。

 変化はみんなで行動しなければ勝ち取れません。

 

 「声を上げない者達は賛成なのだ」とは、欅坂(けやきざか)46の「サイレントマジョリティー」の歌詞にあった言葉です。


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