サハリン州議会の表敬訪問
- 2019年07月26日
昨日は、ロシアサハリン州議会のハポチキン議長はじめ11名の州議会議員が北海道議会に表敬訪問をいただきました。
サハリン州議会とは1998年から交流が始まり、隔年ごとにそれぞれの地を訪問し、交流を深めています。
北海道側のカウンターパートは、北海道議会サハリン友好議員連盟で、この間お互いに選挙をくぐっても当選を重ねて交流をしてきているせいか、すっかり顔なじみとなっており、打ち解けた雰囲気で再開を喜び合いました。
夕方からは、北海道議会正副議長、北海道議会サハリン友好議員連盟の三役や国境を接している稚内市、根室市出身の議員も交えてのレセプションが行なわれ、日本酒とウォッカで乾杯を繰り返しボルテージが上がったのは言うまでもありません。
しかし、酔っ払っていてもそこは大人、お互いに今課題となっている北方領土関係には触れずに経済、スポーツ・文化での地域間交流などがもっぱらの話題となりました。
外交が行き詰まっている状況でも、地域間の交流は大切で、それはそれぞれの議会という政治に携わっているもの同志の共通点でもあるのかもしれません。
来年は道議会がサハリンを訪ねる番となります。
それまでに、お互いの理解の上に立った領土問題の進展が一歩でも前に進んでいることを願うばかりの夜でした。