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ジャーナリズム

  • 2016年11月08日

 韓国の朴 槿恵大統領と親友の崔 順実氏との不適切な関係を、韓国のマスコミが連日報道し、次々に問題が発覚、今や朴 槿恵大統領の支持率は5%を切るまでになりました。 一方、大統領選挙が最終盤を迎えている米国では、クリントン候補のメール問題をFBIが明らかにしたとマスコミが報道し、トランプ候補が猛追するなど、他国のマスコミは権力に対し、毅然と対峙しているように見えます。

 一方、日本のマスコミはどうなっているのでしょうか。

 甘利前大臣の収賄疑惑にしても、西川公也元農水相の暴露本にしても、山本農水省の失言にしても、南スーダンのまやかし発言にしても、何もかも徹底追求することなく、関連記事もすぐに消え、国民に問題点を示すことなく、いつの間にか権力の思うままの世論形成のお手伝いをしてしまっています。

 日本のマスコミは、他国のマスコミのジャーナリズム精神に見習い、権力を監視する機能を再認識すべきではないかと思います。


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