ダッチロールに入ったか
- 2010年10月28日
民主党の岡田幹事長が公共事業受注額1億円未満の企業からの企業・団体献金を受け入れることを決めたという報道がありました。
この報道を聞いて大多数の国民は唖然としたことと思います。
無論、私もその一人で、これで、民主党の公約無視は極まれりとの感を抱き、そして失望も覚えました。
なぜ、次から次と民主党支持者の思いを裏切ることを続けるのか、その真意が解りません。
先のブログにも書きましたが、「政治と金」でつまづき、今もって国民の前で釈明することのない元代表、そして補欠選挙で突きつけられた国民(道民)の意思への配慮もない今回の決定。
この決定で、一体どの程度の献金が民主党に入ってくると思っているのか。
先の反省なくして皮算用だけ行っている政党に、頑張ってくれと資金援助をしてくれる企業が有ると思っていること自体が周りが見えない陥穽にはまった党の本質を表しているような気がします。
このことを決めた常任幹事会では異論も出なかったといいます。
言える雰囲気ではなかったのか、いや本音では欲しかったのか。
民主党に政治と金の解決を望むことは無理難題ということなのか、今日も小沢氏は証人喚問は無論のこと、政倫審への出席も拒んでいるようです。
潔白であれば要請に応じ、国民に自らの主張をするべきだと多くの方は思っています。 検察審査会が何と言おうと、検察は二度も不起訴という判断を下したのですから。
なぜか民主党がダッチロールに入りつつあるような嫌な予感がします。