トランプ氏への狙撃(ブログ3632)
- 2024年07月17日
またしても嫌な映像を目にすることになりました。
トランプ前大統領が選挙演説中に狙撃された瞬間が世界中に配信されました。
幸い、トランプ氏は、命には別状無く右耳を負傷しただけですぐに演説会場から地元の病院に運ばれ、その後、ヘリコプターで共和党大会に向かったとのことです。
狙撃犯が放った銃弾は右耳を掠り出血しましたが、仮にあと数センチメートルずれていたら頭部に命中し、あのケネディー大統領の狙撃の映像と同じように脳みそが飛び散る映像となった事でしょう。
何よりトランプ氏の命に影響が無かったことが不幸中の幸いです。
米国は、銃の規制が緩く、誰でも銃を手に入れる事ができる国ですから、思い立てば、今回の様なことは何処でも起こりうる事になります。いや、銃の規制がとても厳しい日本であっても偽造銃で安倍氏が銃撃されて死亡しましたし、岸田氏を襲ったのも偽造銃でしたから、規制だけの問題では無いと言うことも明らかなようです。
選挙などにおいて多くの聴衆に向かって自らの主張を訴えるのは、民主主義の根幹ですが、衆院補選で「翼の党」の行った選挙妨害の実態や、米国や我が国でも起こった演説中の銃撃、今後は、この民主的な活動にかなりの注意を払わなければならない事になってしまいそうです。対抗策は、防弾の硬質プラスチックで覆われた中からの演説なのか・・・。
米国の大統領選挙は、世界中の政治、経済、平和(戦争)、エネルギー、食料、移民政策、人種問題等など地球上の全ての問題のキーパーソンを決める選挙です。
今回の銃撃が、トランプ氏、バイデン氏どちらの選挙に影響を来すのか今の段階では想像もつきませんが、米国の中の分断が今まで以上に深刻な状況になる事だけは想像に難くありません。
今回の事件が、人類を不幸に導く事の無いように心から祈ります。