トランプ氏感染
- 2020年10月04日
米国トランプ氏がコロナに感染したことが報道されました。
あれほど、「コロナなどたいした事では無い。」と強がっていましたが、各州の知事は現場のガバナーとして様々な手立てを行い、医療崩壊になりそうな都市もロックダウンや外出禁止の他、PCR検査にも力を入れてきました。
一方、トランプ氏はマスク着用を小馬鹿にし、自らもノーマスクで大勢の前で演説をしたり支持者とのスキンシップなどを行い、「コロナなどすぐに解決する」と話し、「ワクチンは年内に完成する心配ない。」と大言壮語し、コロナを「中国ウィルス」と叫んでもいました。
私と妻は、そんなトランプ氏をニュースで見ながら、「いつかトランプ氏が感染するかも」と話していましたが、そのことが現実となりました。
当初は「症状は軽い、私は元気だ」と空威張りしていましたが、ホワイトハウスでの執務も難しくなり、ワシントン郊外の軍医療センターに移動して治療に専念しているとか。 不確かながらも、酸素吸入をしているという情報も流れています。
ハンバーガー好きで食事もバランスを考えず、体型も肥満型で74歳という高齢、トランプ氏の主治医が米国リジェネロン社の抗体薬を投与したと発表しましたが、リジェネロン社は米国メディアに他に治療法が無い重篤患者に適用される「例外的使用許可」の申し出がトランプ氏側からあったと説明。未承認薬の使用は異例で、専門家からは「病状への懸念の大きさを物語る」という指摘もでているとのこと。
まずは、1日も早い回復を祈りますが、これからはトランプ氏自らの経験を通してコロナウィルスに対し真面目に取り組もうとするでしょうか。
そうであれば、トランプ氏の感染は米国民にとっても良い方向に向かう足がかりとなるかもしれません。
いや、その前に、私はバイデン候補が大統領に当選して着実なコロナ対策を行うことを期待しています。