パラレル・ワールド発言
- 2021年07月31日
IOCのマーク・アダムス広報部長が、日本国内の新型コロナウィルス新規感染者が増え、医療体制が逼迫が懸念されていることと五輪開催の関連について記者から問われ、「パラレルワールド(並行世界・別の世界)で生活している。私の知り限りでは、選手や五輪関係者から、東京の人々に感染を広げた事例は一つも無い。」と言い切りました。
IOCの関係者は、バッハ会長はじめ全てがこのように傲慢な方々ばかりのようです。
27日時点で選手・関係者のコロナウィルス陽性者は89人、入院が3人、この方々が東京都民とどのように「リンク」したのかは明らかではありません。
一方「バブル」はとうに弾けて、報道関係者などは街なかで飲食をしていますし、会場周辺はファンで密になり、選手との接触を求めています。
どのようなエビデンスを用いて言い切ったのかは分かりませんが、傲慢な言い方は反感を呼ぶだけです
パラレルワールドと同じ事を言った五輪担当相を知っています。
尾見会長が「こういう状況の中、普通は(五輪を)やらない。」と言った発言に対し、「全く違う地平から見てきた言葉」と批判しました。
丸山五輪担当相も「五輪開催と新型コロナウィルス感染症の拡大は、別の世界の話」と言いたかったのでしょう。
五輪関係者の「思考」をどのように評価したら良いのでしょうか。