パートナーシップ制度は嫌(ブログ3161)
- 2023年03月09日
鈴木知事や道は、LGBTQのパートナーシップ制度導入にほぼ後ろ向き出ある事が鮮明になりました。
道議会の環境生活委員会で、この問題について質問をしました。
詳細は、後日、議事録ができあがった段階で私のホームページに掲載したいと思いますが、この間、北海道における制度導入について、我が会派として多くの議員が幾度となく知事に質問を繰り返してきました。
しかし、知事の答弁は「道民の理解促進に努める」という域を出ることがありませんでした。
今回も、委員会で様々な角度から質問を行いましたが、制度導入をかたくなに拒んでいます。
昨日のブログでも記載しましたが、知事のリーダーとしての基本スタンスの中に「当事者意識を持って物事にあたることを大切にしている。」、「自分事として考える。」というポリシーが書かれていますが、これまでの言動を見ると、この考え方を「性的マイノリティーの方々には当てはめないし、自分事としては考えない。」と宣言していることになります。
そして、質問の終盤には、「パートナーシップ制度については、住民登録を担う市町村において、実情に応じて議論・検討が進められて行くことが望ましい。」と答えてしまいました。
これは、言葉を返すと「パートナーシップ制度は基礎自治体が行う事務であって、広域自治体である北海道が行う事務では無い。」と言っていることに等しいことになります。
まさしく、これが知事の本音だったのでしょう。
知事が、岸田氏から更迭された荒井前秘書官と同じく、「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ。」と思っているかどうかは分かりませんが、なぜ、性的マイノリティーの方々への施策導入に逡巡するのか、納得のいく説明を行うべきです。