プレミアム・フライデー
- 2017年01月14日
「プレミアム・フライデー」、皆さんはこの言葉を聞いたことが有るでしょうか。
月末の金曜日に退社時間を早めて午後3時とし、買い物や旅行、お食事などの消費を促す試みとのことですが、この主旨もネーミングも全く知りませんでした。
ということは、このことを国民のどの位の方々が認知しているのか疑問です。
経産相が、景気浮揚とGDPの引き上げのために考案し、経団連が協力して企業に対して呼びかけるようですが、どれほどの企業が月末金曜日午後3時退社を実践するかも疑問です。
すでに、旅行関係のホテル業界や航空関連業界、飲食産業などが取り込むためのプランを検討しているとのことですが、経済の専門家も「月末の金曜日は多くの企業にとって繁忙期、どれほどの企業を巻き込み、一斉に実施出来るのかが成功の鍵を握る」と疑問視しています。
まずは「隗より始めよ」で、言い出しっぺの経産省を始めとする国の機関、そして経団連加盟の全ての企業からやってみて欲しいと思います。
しかし、安倍晋三の1丁目1番地である経済政策が破綻し、目標のGDP600兆円がまったく届かなくなっての「悪あがき」としか思えません。
アベノミクスの末期ですね。