プーチン会談の行方は
- 2016年12月16日
来年度の国家予算の確定期を迎えることから、東京に中央要請に来ました。
東京は羽田空港から永田町まで厳戒態勢となっています。
昨日は、山口県長門市でロシアのプーチン大統領と安倍晋三の首脳会談が行われ、今日は会場を東京に移しての二日目の会談、そして日ロ経済会議も行われる事になっています。 私達は、国土交通省鉄道局、厚生労働省医政局、総務省総務事務次官、資源エネルギー庁を訪れ、北海道の抱える課題についてそれぞれ要請をしましたが、各官庁から次の官庁まで移動するにも道路が塞がれていたり、回り道を強制されたりでかなりの時間が無駄になりました。
要請行動も終わり、羽田空港へ向かう高速道路はすんでの所で通行出来ましたが、少し時間がズレていれば、羽田から官邸までの高速道が規制され一般道を走らなければならないところでした。
外国要人が来る度にあの交通量を誇る東京の高速道が麻痺する事を考えれば、羽田に着いたらヘリコプターにでも乗って官邸まで来られないものなのかと思ってしまいます。
昨日はせっかく、長門市の温泉旅館で接待をしたようですが、「これから行う首脳会談の疲れが、温泉につかることによって完全に取れることをお約束します」という安倍晋三に、「疲れる会談にしないことが重要」と素っ気なく返し、はなから難しい話をする気が無いとでも言いたげでした。
5時間も待たされ、時間を余して予定には無かった亡父の墓参まで行った安倍晋三、そのことからも、どちらが交渉に長けているか、はっきり判ります。
足下を見られての会談は、凶と出るのか吉となるのか明日になれば明らかになるでしょう。