ボクシング連盟の刷新を
- 2018年08月09日
ボクシング界でも「1強体制」の中、様々な歪みが生じているようです。
やくざの親分みたいな風体と言動、そして、その経歴はナゾだらけ。
日刊ゲンダイでは、ボクシング関係者の話として「もともと十三(大阪市淀川区)出身で奈良とは縁もゆかりもなく、奈良の大物県議が山根さんを見込んで引っ張ってきたと聞いています。奈良のボクシング連盟会長に就任後、ナショナルチームの監督を20年近く務め、国際アマチュアボクシング連盟(現・国際ボクシング協会)の常務理事もやっていた。10年に日本連盟副会長に就任し、翌年から会長を務めています。ただ、奈良の連盟に所属する以前の経歴は不明で、ボクシング経験があるのか、高校を出ているのかすら分かりません。」また、山根会長を知る人物が「2007年に解散した山口組系暴力団森田組の元会長と親しくしていたみたいです。・・・離婚歴があり、今の奥さんは大阪でクラブを経営しています。日本人や韓国人のホステスがいて飲食代が一人2万円位のお店。山根会長はそこに入り浸っているともっぱらです。」とも掲載しています。
やはり、危ない人物なのか?
テレビの生出演でも独特のキャラクターぶりを発揮し、さも、自らは被害者のように、時には高圧的に、時には同情をかうようにしていましたが、本質は隠せないと思います。
このままでは、20年の東京オリンピックに出場するため日々努力を重ねている選手達にも大きな影響が出てきますから、早く連盟としての自助能力を発揮し、日本ボクシング連盟の大掃除をして、新しい会長の下に選手達が実力で出場権を獲得出来るようにして欲しいものだと思います。
それにしても、スポーツ界は俗に言われる体育会系、先輩には絶対服従、目上の者には逆らえないという鉄の掟みたいなものが昔から有りますし、それが、様々なハラスメントや不正などを誘発していることも否めません。
子供達の憧れでもあるスポーツ界から、これ以上不祥事が起きないことを切に望みます。