マイナでまた愚策
- 2021年11月07日
政府は、マイナンバーカード(マイナ)の取得者に3万円分のポイントを付与することを検討することにしたようです。
未だにマイナは全国民の4割弱程度にしか普及していません。
その理由は、「個人情報の漏洩が不安だから」というのがトップになっています。
情報を委託した企業から個人情報が漏れたり、新型コロナウィルス感染症対策接触アプリ「(COCOA)ココア」の欠陥、コロナ禍の一人10万円特別定額給付金の振り込み欠陥があったりで、全く信用がありません。
また、今日の新聞にも掲載されていたように保険証として利用できるシステムが運用されたにも関わらず、医療機関や薬局のほとんどが対応できていません。
マイナの取得者は国民の半数にも及びませんし、これ程信用性の無いマイナですが、取得しているだけで3万円分のポイントが付与されるといういうことは、国民の間に不公平をもたらす愚策と言わざるを得ません。
3万円分のポイント付与するこの機会に、マイナの普及率アップを政府は狙っているのかも知れませんが、先ずは、個人情報のセキュリティーが万全である事が優先ではないでしょうか。